2016-10-02 (2)
おこんばんは、しらたまりこです

まずは、ムーンクレスタってゲームをご存知でしょうか
ムーンクレスタは1980年にニチブツ(日本物産)よりリリースされた
固定画面のシューティングゲームです

まず非常に特徴的だったのが、それまでのシューティングゲームは
自機が1種類の残機式で、破壊されたら同型の次の機体で出撃し
残機をすべて失うというもので、現在においてもそこは大きく変わっておりません

ムーンクレスタの自機は3機ワンセットの合体式で
それぞれ戦闘力が異なります
形状としてはそうですね、カースト制度のピラミッドの上3つを機体にしたとでもいうのでしょうか

まぁ以下の画面を見てください、これがムーンクレスタの自機です
mc_01
 (PS4・アーケードアーカイブス画像より)

Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと書かれたそれぞれが1号機、2号機、3号機となります

ゲームを開始すると上画像の合体した状態で自機が画面中央まで上がり
1号機を切り離し、2号機、3号機は画面外に消えていきます

なんで!?
一緒に戦おうよ????

さて、この1号機、機体は一番小さいため当たり判定は小さいのですが
いかんせん小型のため、弾が1発ずつしか撃てません
また、このムーンクレスタの敵の攻撃方法は、弾を撃ってくるようなものではなく
全敵が基本体当たりで襲い掛かってきます

しかも非常にトリッキーな動きをするものが多く
上画像で出ている最初の敵「コールドアイ」
2番目の敵「スーパーフライ」、3番目の敵「フォーディ」の動きは非常につかみづらく
ある意味最初から全開で殺しに来てるみたいな感じです

一番戦闘力の低い1号機でいきなりトリッキーな動きをする敵と対峙させられるので
まぁたいていの場合は1号機はすぐにやられてしまいます><

それが破壊されると次は2号機の出番
2号機は実質本ゲーム最強の機体と言ってもよく
1号機よりやや大きい機体ではありますが、弾を同時に2発発射できます
(上の絵で各機上方でちょこっと突起になってるのが発射口ですね)
間隔もほどよく、敵に当てやすいため主力の戦力となります

3号機も2発発射タイプなのですが、間隔が大きく機体もデカいので
あまり使いやすい機体とは言えませんでした

そんなんもあり、2号機がやられてしまうと非常にやりにくくなってしまい
実質「終わった」と絶望したプレイヤーも数多くいたのではないでしょうか?

ニチブツの合体シリーズはその後テラクレスタ、テラフォースと続きました
現在ニチブツはゲーム開発事業を行っていないのですが
またこんな面白いシューティングが出てくるといいんですけどね